ー海洋散骨の当日の流れは？貸切・委託・Web完結プラン別に解説ー

海洋散骨は葬送方法の多様化が進む今、注目を集めている自然葬の一つです。終活中の方や親の葬送方法を考えている方のなかには、「海洋散骨はどのような流れで進むのか」疑問がある方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、散骨の専門会社である「三河湾海洋散骨」が、海洋散骨の流れについてわかりやすく解説します。本記事の解説を通じて、最適なプランを見つけられるでしょう。

 

「散骨に興味があるので流れを知りたい」「船酔いが心配なので散骨の流れを事前に知っておきたい」方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

海洋散骨の流れは選ぶプランで大きく異なります

 

火葬に複数のプランが存在するように、海洋散骨にもいくつかプランが用意されています。例えば、ご遺族や友人のみでクルーザーを貸し切って行える「貸し切りプラン」や、散骨会社に任せる「委託プラン」などさまざまです。

 

また最近では新型コロナウイルス感染症の影響で、大人数で集まるのが難しくなりました。その背景を受けて、プランナーやスタッフとの対面が不要で、Web上で申し込みからプラン内容の選定まで完結する「Web完結プラン」も増えてきています。

 

海洋散骨の流れは、選ぶプランによって大きく異なります。例えば「貸し切りプラン」では、散骨式の動画撮影やエンディングメッセージの動画撮影など、ご遺族や友人による見送りの様子を思い出として残せる内容が含まれている場合も多いです。一方で「Web完結プラン」はリーズナブルな散骨プランであるため、遺灰の散骨・献花・献水のみのシンプルな内容で手順も比較的単純です。

 

複数の手順をご遺族や友人側で行う必要があるプランもあれば、散骨会社のスタッフに任せるシンプルなプランもあります。選ぶプランによって手順が大きく異なるため、自分やほかの参列者の都合に合わせて選ぶことが重要です。

 

似たようなプランでも海洋散骨会社によって流れはさまざま【注意】

 

もちろん、同じ貸し切りプランであっても、選ぶ散骨会社によっても変わります。例えば、住職による読経はオプションでも対応していない場合や、日本全国どこの海洋でも対応している場合など、同じようなプランでも大きく異なるため注意しましょう。

 

貸し切りプランが良い場合には、「どのような手順やプロセスがあるのか」「元のプランに対してどのような内容を追加できるのか」などを、複数の散骨会社で比較することが大切です。

 

「セレモニーでできると思っていたことができなくて後悔」とならないためにも、会社ごとのプランもしっかりと確認してくださいね。

 

海洋散骨の流れ｜貸し切りプラン

 

まず、「貸し切りプラン」における海洋散骨の流れを紹介します。貸し切りプランは、オーダーメイドの散骨が可能です。例えば、住職による読経の時間を設けたり、前日に近くの宿泊施設で故人を偲ぶ会をしたり、元のプラン内容にさまざまな内容を追加できます。そのため、一人ひとり違ったプランになります。

 

貸し切りプランの基本的な流れは、下記のとおりです。

 

1.出航30分前に乗船場に集合

2.送り鶴の作成

3.乗船前ブリーフィング・ライフジャケット装着

4.乗船

5.散骨ポイントへ向かう

6.散骨セレモニー（宗教者法要、ご遺骨散骨、献水、送り鶴、献花、写真撮影）

7.帰港

 

まず、参列する方は出航の30分前には、乗船場に集まっておく必要があります。セレモニーを安全に推敲するための説明や、送り鶴・ライフジャケットの準備があるからです。準備では、送り鶴の作成プロセスがあります。送り鶴には散骨の際に流すメッセージを記入し、故人に想いを届けることが可能です。

 

準備が完了すれば、散骨ポイントへ向かいます。散骨ポイントへ向かう際には、故人が好きだった音楽を聴くなど、思い思いの時間を過ごせます。そして散骨セレモニーで散骨や献花・献水、写真撮影を行い、帰港します。

 

以上が、貸し切りプランの基本的な流れです。ご遺族が納得できる方法で散骨セレモニーを行えるのが、貸し切りプランの特徴です。

 

海洋散骨の流れ｜委託プラン

続いて、「委託プラン」における海洋散骨の流れを紹介します。委託プランでは、スタッフに代行してもらえるのが特徴です。委託プランの基本的な流れは、下記のとおりです。

 

1.スタッフ乗船

2.散骨ポイントへ向かう

3.散骨セレモニー（ご遺骨散骨、献水、送り鶴、献花）

4.帰港

 

前日までに、送り鶴のメッセージを記入して送付する必要があります。そのためどうしても時間が作れなくて散骨セレモニーに参列できない場合にも、故人へのメッセージはしっかりと届けられるので安心してくださいね。

 

また、散骨セレモニーもご遺族や友人の想いを届けるために、スタッフが丁寧に散骨や献花・献水を行います。

 

以上が、委託プランの大まかな流れです。スタッフが代わりに散骨セレモニーを行ってくれるので、ご遺族は散骨や送り鶴を用意するだけで葬送ができます。「仕事が忙しくて時間が取れないけどしっかりと送りたい」「遠方で行くのが難しいので委託したい」方に、おすすめのプランです。

 

海洋散骨の流れ｜Web完結プラン

 

最後に、「Web完結プラン」における海洋散骨の流れを紹介します。Web完結プランでは、散骨会社による「散骨の引き取りサービス」がオプションになっているうえに、スタッフに散骨セレモニーを行ってもらうため、Web上で申し込みを行うだけで葬送が可能です。

 

Web完結プランの一般的な流れは、下記のとおりです。

 

1.スタッフ乗船

2.散骨ポイントへ向かう

3.散骨セレモニー（ご遺骨散骨、献水、献花）

4.帰港

 

散骨セレモニーはシンプルなもので、送り鶴や献花の用意も不要です。そのためWeb完結プランでは、費用を抑えられる良さがあります。どうしても葬送のお金を用意できないため、費用を抑えられる葬送方法を希望する場合に、おすすめのプランです。

 

まとめ

 

海洋散骨の流れは、選ぶプランと散骨会社によって大きく異なります。例えば、貸し切りプランでは散骨・献水・献花に加えてドローン撮影や読経などの工程も追加できる一方で、シンプルなWeb完結プランでは、散骨・献水・献花のみの場合が一般的です。そのため後悔のない海洋散骨にするためには、複数プランの比較が重要です。

 

愛知県豊橋市の「三河湾海洋散骨」は、西浦マリーナにて海洋散骨を行う会社です。「チャーター船ご遺族乗船プラン」「完全委託プラン」「Web限定スマートプラン」の3つを用意し、ご遺族や参列者のニーズに合わせたプランが好評です。特に「チャーター船ご遺族乗船プラン」では、ドローン撮影や西浦温泉残泊プランなど、多様なオプションも用意しているため、思いのままに故人を偲べます。

 

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