近年芸能人の利用される機会が増え、注目を集める「自然葬」。終活中の方のなかには、下記のように疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
・自然葬とはどのような葬送方法なの?
・火葬ではなく自然葬を選ぶメリットとは?
・注目を集める理由とは?
今回は、海洋散骨の専門業者である「三河湾海洋散骨」が、「自然葬とは何か?」の疑問にわかりやすくお答えします。
本記事でわかることは下記のとおりです。
・樹木葬と海洋葬の違い
・自然葬を選ぶメリット
・費用相場
「自然葬とはどのような内容なのか」「魅力とは何か」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
自然葬とは
自然葬とは、お墓に入らずに故人や亡くなったペットが自然に還ることができる葬送方法です。大きく下記の2つの方法に分けられます。
・樹木葬:お墓の代わりに樹木やお花を立てて遺骨を埋葬する葬送方法
・海洋葬:海へ遺骨を流す葬送方法
これから、それぞれの具体的な内容を紹介します。葬送方法をお悩みの方は、どちらも参考にしてくださいね。
樹木葬
樹木葬とは、名前からイメージできるように、お墓の代わりに樹木を立てて遺骨を埋葬する葬送方法です。樹木葬では、下記のようにさまざまな樹木をシンボルとして利用できます。
・桜
・ハナミズキ
・クスノキ
・モミジ
・ポプラ
・ツバキ
・サツキ
樹木葬のシンボルによく使われる樹木は、日本人にとって親しまれるものや、枯れることなく1年中緑が美しいものが選ばれる傾向にあります。
樹木葬は、お花屋さんの店主や林業の方など花木が好きな人から人気です。
海洋葬
海洋葬とは、海へ遺骨を流す葬送方法です。船で遺骨を流せるスポットまで移動し、粉砕した骨を海へ撒きます。
また海洋葬では、遺骨を撒く行為だけではなく、セレモニーも行うことが可能です。セレモニーでは、故人が好きだった音楽をかけたり、故人が好きだったお花やお酒を撒いたり、さまざまなことを行います。
海洋葬は、漁師など海で働いていた方や、サーフィンが趣味だった人など海好きな人の供養におすすめです。
自然葬を選ぶメリット
火葬など従来の葬送方法ではなく、自然葬にすることでさまざまなメリットを得られます。主なメリットは、下記のとおりです。
・管理の負担を減らせる
・費用を抑えられる
・宗教や宗派を問わない
管理面やコスト面で、ほかの葬送方法にはない良さがあります。これから火葬やお墓を持つ場合と比べながらそれぞれのメリットを解説しますので、葬送方法を決めかねている方は順番にご覧ください。
管理の負担を減らせる
1つ目のメリットは、「管理の負担を減らせる」ことです。
お墓を建てる場合には、遺族に管理してもらう負担がかかります。お墓周りの雑草を抜く作業や墓石をキレイに掃除する作業など、高齢の遺族の場合にはかなり大きな負担がかかる作業も多くあります。
特に墓地から遠方に住む遺族の場合には、移動だけでも毎年負担になるでしょう。
一方で樹木葬も海洋葬もお墓を持たないため、お墓を維持・管理する負担をなくせます。そのため高齢の家族しかいない場合や、自分の墓の面倒を見てくれる人がいない場合には、海洋葬などがおすすめです。
費用を抑えられる
2つ目のメリットは、「費用を抑えられる」ことです。
お墓を管理するためには、管理費として毎年1万円以上かかる場合も少なくありません。加えて移動費やお供え物の費用など、細々とした出費もかかります。
一方で樹木葬も海洋葬も、お墓を持たない葬送方法です。そのためお墓を購入する費用に加えて、お墓の管理に必要な費用も抑えられます。
コストをなるべく抑えて故人を供養したいご遺族や、遺される家族にお金の負担をかけたくない方には、樹木葬や海洋葬がおすすめです。
宗教や宗派を問わない
3つ目のメリットは、「宗教や宗派を問わない」ことです。
火葬は仏教の考えに基づいている葬送方法であるため、参列できる人が限られていたり、飲食を自由にできない場面があったりとできないことが多くあります。
一方で樹木葬や海洋葬は、宗教や宗派を問いません。そのためドローンで供養の光景を撮影したり、読経をしてもらったり、比較的自由に行えます。
宗教に関係なく好きなように供養したい方や火葬の考え方が好きではない方には、樹木葬や海洋葬をおすすめします。
なお、海洋葬のメリットは「ー海洋散骨における供養を選択するメリットを細かく解説ー」で詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
自然葬の費用相場
先ほど自然葬はお墓を持たない場合と比べて費用を抑えられるとお伝えしましたが、どれくらい抑えられるものなのか気になる方も多いでしょう。
樹木葬と海洋葬の費用相場は下記のとおりです。
・樹木葬:15〜80万円
・海洋葬:5〜30万円
樹木葬は埋葬方法によって、費用が大きく異なります。樹木葬で費用を抑えたい場合には、複数の遺骨を一緒に埋葬する「合祀タイプ」が適しています。
一方海洋葬では、5万円程度で済む場合もあります。担当スタッフに委託するプランや、派手なセレモニーは行わずに献花・献水・散骨のみのプランでは、コストを抑えることが可能です。
自然葬のなかでは、海洋葬の方がトータルのコストを抑えられるケースが多いため、費用の安さを最優先にしたい方は海洋葬を選びましょう。
まとめ
自然葬とは、故人や亡くなったペットを自然へ還す葬送方法の総称です。例えば、お墓の代わりに樹木をシンボルにする「樹木葬」や、遺骨を海へ撒く「海洋葬」が含まれます。
どちらもお墓を持たない方法であるため、遺族の管理の手間や費用の負担を減らせるメリットがあります。特に海洋葬は5万円以下で供養できる場合もあり、コスト負担を大幅に軽減できるのが魅力です。
なお、愛知県豊橋市にある「三河湾海洋散骨」は、西浦マリーナと提携して海洋散骨を行う海洋葬専門業者です。さまざまなニーズに合わせられるように、下記3つのプランを用意しています。
・オーダーメイドのセレモニーができる「チャーター船ご遺族乗船プラン」
・当社スタッフが代わりに散骨をする「完全委託プラン」
・金銭的な負担を減らせる「Web限定!スマート散骨プラン」
チャーター船を貸し切るプランでは、ドローンを使った動画撮影や散骨前夜に西浦温泉への宿泊など、ご遺族の希望に合わせて柔軟に対応可能です。
「海洋散骨に興味がある」「プランの詳細を聞きたい」などのご相談は、お気軽にお問い合わせください。